結婚式スピーチ「失言」は回復する

 結婚式スピーチマスターを名乗らせていただいております。

 唐突ですが、テレビを観ておりますと「政治家」の失言、不快な発言にうんざりします。

 久間防衛大臣による「原爆投下」についての「発言」。
 明らかな失言であると私は信じます。

 本人は御自分の「考え方」を若者たち(大学生の方々ですか)に披瀝しただけ。
 その認識だけのようでした。

 いやしくも国政の一翼を担う立場の方であるなら。
 自分の「考え」を述べればいい、というものでは断じてない。

 「内容」と「時宜」に加え、「伝え方」に細心の注意が必要だ。

 「言葉」で「現在と将来」を語ること。
 そして「行動」の道筋を示すことが、彼らの仕事であり使命なのですからね。

 翻って、「結婚式スピーチ」です。
 私たちは「政治家」として「結婚式スピーチ」を行うものでは勿論ない。

 私たちの「立場」は、新郎新婦を「祝い」列席の方々とその喜びを共有すること。
 それだけです。

 「祝う」気持ちと「喜び」の場に参加する意識さえあれば、「失言」は有得ない。

 万一「礼を失する」ことがあれば、心からお詫びして後、「祝福」の意を強くする。

 「気持ち」は必ず伝わりますもの。

 「気持ち」のない「言葉」なら、要りません。

 久間大臣は、学生相手に「啓蒙」する意図もあったように、私には感じます。

 「結婚式スピーチ」は「啓蒙」の場でない。
 ましてや、「宣伝」の場である訳がありません。

 「職」や「年齢」等「立場」の上下で「居丈高」或いは「卑屈」になる言説。
 「結婚式スピーチ」では、そうした「臭味」は微塵も必要ありませんよ。

 政治家は「言葉」で伝える職業ですから、ある程度の「闊達」は必要かもしれません。

 しかし「結婚式スピーチ」は、仕事でなく「祝福」。
 「言葉」より、「気持ち」であなただけの「何か」を伝える営み。

 ですから、「アガり」そして「どもり」ながら参りましょう。
 気を楽にして、「思うこと」を「思うとおり」に伝えましょうよ。

 「傷付けない」こと(部分)を「貶す」、または「悪く」も言う。

 それは全て、最後に「誉める」ため。
 そして、それを列席の方々に知っていただきたいがため。

 鮮やかにいきましょう。
 そのために、イメージです。

 イメージを浮かべて、練習すればいい。
 最後の、パアーッと拡がる楽しいイメージ。

 「政治家」の方と、全く反対の「イメージ」が宜しいですかね。
 「気持ち」だけですから。
 「啓蒙」ではありませんよ。「巧みな」言葉も必要ないです。

 そこからは決して、「感動的な」スピーチは生まれません。

 だから「朴訥な」あなたにこそ、感動的な「スピーチ」チャンスは味方する。

 要領を得ない私のような人間だから「スピーチ」を語らせて貰う意味がある。

 「夢」を感じていただけるような「スピーチ」をイメージしましょうね。

 理由は簡単。
 それが一番、楽しいからです。

 あなただけの「スピーチ」を楽しみましょうよ。

 それではまた、お会いしましょう。
 
 
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